キモ・オタクの日々

ジャニオタの独り言

ジャニオタ、実写版刀剣乱舞との邂逅

こんにちは、オタクです。フォロワーの「推し、刀だから一生年上にならん」的ツイートを見て「いいな!私も刀のオタクなる!」と叫んで2週間近く。ガチで刀剣乱舞のオタクになってしまいました。どれくらいガチかというと、推しの夢小説書いて、pixivにあげようとしてるくらいガチなオタクになりました。2週間でこんなに人を狂わせる刀剣乱舞が怖い。金髪碧眼バチクソイケメンが初期に選べるキャラとしているというのが良かったのかもしれない。それが私の最推し、山姥切国広です。ちょっとメンヘラっぽいのも良かったんでしょうね。彼が「写しに何を期待しているんだ」と王子のような容姿に似つかないひっくいひっくい声で言う度に、ニチャリとキモオタスマイルを浮かべていました。金髪碧眼メンヘライケメンが大好物なので!!!!(でっかい声)

そして先日。とうとう実写映画に手を出してしまいました。

一言で言うと、「刀剣男士、実在した」

というのも、この実写映画は刀剣乱舞の舞台と同じ役者さんが演じていることもあって、演技にわざとらしさが一切なく、その上見た目の違和感がびっくりするほどないんですよ。本当にすごいと思います。

テニスの王子様の実写映画も舞台俳優が起用されていた(かの有名な本郷奏多城田優も出演)のですが、ヤバイ出来でした。詳しいことは省きますが、まずストーリーも漫画に沿っていないしビジュアルも割と違和感がありました。刀剣乱舞よりも現実的な舞台設定なのになぜ……

話を映画刀剣乱舞に戻します。ビジュアルもさることながら、やはり、声の演技が素晴らしいと感じました。冒頭、三日月宗近審神者と会話するシーン。三日月宗近が声を発した瞬間、「三日月宗近だ……」と思って崩れ落ちました。

三日月宗近を演じる鈴木拡樹さんの顔自体は、そこまで三日月宗近っぽくないんです。あくまで個人的な意見ですが。だけど話し方、声のトーン、立ち振る舞い、雰囲気どれをとっても三日月宗近でしかありませんでした。きっとものすごく研究されたんだろうと思います。後半になるにつれ、顔も三日月宗近に見えてきたくらいです。実写映画アレルギーの私にここまで言わせるなんて、鈴木拡樹恐ろしい男。

もちろん三日月宗近以外も素晴らしいクオリティでした。私の推し、山姥切国広と薬研藤四郎。この2人に至っては画面に映る度に一時停止して巻き戻して一時停止して…を繰り返してしまいました。マジで顔がいい所の話ではないんですよ!(?)顔がいいだけではなくて、身のこなしが''本物''なんですよ。私の拙い語彙で伝わるか不安。多分良さの1ミリも伝わってない。

薬研藤四郎は実際のゲームでは少年、いわゆるショタキャラで、それを成人男性が演じるってちょっとどうなんだろう、と思っていたのですが杞憂でした。薬研藤四郎を演じられているのは北村諒さんという方なのですが、彼はなんというか、全ての違和感を払拭する程の''顔面力''の持ち主なんですよね…薬研藤四郎はショートパンツを履いているのですが、それは二次元だから、しかもショタだから許されるのであって、成人男性がショートパンツはキチィwとか思ってたのですがこれもまた杞憂でした。確かにゲームの薬研藤四郎とは違って、北村諒さんはガッシリとした男性の足なのですが、なぜか違和感がないんですね。何故なのかと思って今日何度も何度も見返して見たんですが、恐らく顔のつくりがかわいらしいからではないかと……(結局顔)いや顔がハチャメチャにいいと違和感を消せるんですね……すげ……

確かにジャニーズでも顔がハチャメチャにいいせいでなんか納得させられる、という事例は多々あります。SexyZoneのLADYダイヤモンドのMVなんてその最たる例でしょう。なんか真っピンクで全体的に意味がわからない。突然俳句を読み出すセンター佐藤勝利。でも、なんかこれでいいんだ……と納得させられるあの感覚。あれです。実写映画の薬研藤四郎。あれなんです。(どれ?)

ビジュアル以外の面で言うとストーリー。しっかりと伏線が貼られていて、盛り上がりもあり文句なしに面白かったです。実写映画で面白いと思ったの多分初めて。秀吉の扱いは気になりますが、実は信長は本能寺で死んでいなかった!的な説は今も残っているので、「こういうのも有り得るかもしれないな」とすんなりと納得して見ることができました。

そもそも刀剣乱舞というゲーム自体にストーリーといえるストーリーはほとんどないため、どのようなストーリーであろうとそこまで観客側に拒否反応が出ない、というのも強みだと思います。実写映画の失敗って、多分主にビジュアルと無駄な脚色だと思うので。そういう点ですごく好感が持てました。

総括するとおもしれ〜から見ろ!山姥切国広をよろしくな!!